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私が土偶・地母神信仰を調べていた時、土偶がバラバラにされて埋められていることに着目して、マナ行為に行き着く。食人が太古に行われていたのは事実であろう。
日本でも、三重・志摩地方・越賀・浜島・沼きり・国崎には一月三日・四日の正月行事として「マナ箸」の神事が伝えられている。この神事は、2匹のボラを料理し、共食するものだが、共食の前に弓射の行為があることから、浜島では「弓祭」と言っている。なぜ、魚を捕って食べる行為に弓射の行事があるのか。昔は鹿や猪を射て生贄にし、それを食べるのが「マナ箸」の行為だったのであろう。なお、「マナ箸」を使って生贄(魚)を食べる前に、浜島では「屠人放」(ほとほり)の行事がある。男が女装して、童子の形の藁人形を入れた桶を頭に載せて浜に行き、<今年の屠人(ほと)は目出度き屠人よ>と言って、藁人形の入った桶を海に流す。この行事は人身御供の形(かたち)を伝えているが、そのことは「屠人」と言うことからも解る。「屠」は身体をバラバラにして殺すことから、本来は「人」であったものを人形にしたのであろう。この「屠人放」の後に、「マナ箸」の行事がある。このことから見て、「箸」は生贄に関わる聖具であろう。食人の名残りといえるかもしれない。

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