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私は海人族の系譜を考えるとき、イザナミ命に行き着きます。つまり禊祓型と誓約型です。極端に言えば、天神と地祇の違いです。イザナミ
はカグツチにホトを焼かれ、黄泉国へゆきます。イザナミの死の原因は激しい性による死とか、産後の肥立ちが悪くて死にいたったと言われますが、つまりは死の女神であったと言う事です。
産穢や死穢を体現するイザナミは人間の祖でしょう。それに比べ、死の臭いの少ないイザナギは天とか聖の象徴なのであって、多少の矛盾を含みますが、天照大神__高天原の支配者を生んだ親でまあります。神とか天皇系譜こそイザナギ命であります。
そのイザナギは天照大神の他、綿津見神、住吉大神の祖でもあります。綿津見神は安曇海人族なのは言うまでもありません。(現世的には安曇氏の祖は大浜宿禰です)
そこで思い出すのは、神武東征の折、その先導役を勤める塩土老爺です。神武に大和への東征を奨めるのは塩土老爺ですが、その判断材料の裏には現地の具体的な情報、しかも正確なそれを必要とします。その役割が出来るのは、移動性のある海人族より外にいないでしょう。その海人族の首長が塩土老爺なのです。神武東征は塩土老爺の助言によって推進されました。
天皇制初期においては、海人族が非常に重要な意味を持っていたことになります。
一方、出雲国では大国主命が国造りの参謀として、海からやって来た海人・少彦名命の協力で出雲を統治して行きます。出雲はその産土である国土と、八束水臣津野命が引いた新羅や越、ひては筑紫までの広い知識があったからこそ出雲の国造りを成功したと言えるでしょう。その原動力は少彦名命において外にありません。
では、少彦名の出自はどこでしょう。一説には神皇産霊神の手から洩れたとも言います。神皇産霊神の素性は明確ではありませんが、「古事記・日本書紀」また、古い伝承を総合すると、イザナミと意を通じるところがあり、国津神担当の神と言ってよいと思われます。イザナミはスサノウとは密接な関係あることから考えますと、この眷属は根は一つだと思われます。
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