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隼人には狗の遠吠えという呪術がある。狗にまつわる伝承には「魏志倭人伝」に書かれた狗奴国があります。狗奴国の狗はいぬです。古代に於いて、文字は音を表記し、その意味が失われていることがありますので、狗奴国の狗がいぬの意味と全面的に信じることは危険なのですが、その国を狗にまつわる国と考えて見ると、南九州が狗奴国と言ってもいいと思います。そして、薩摩、大隈地方がその領域に入っていると考えられます。素直に狗奴国は犬祖伝説を持った国としていいでしょう。
犬祖伝承は江南の苗族がその祖であると考えられます。呉はその苗族の末裔なのです。
呉と苗族の共通点は呪術性にあります。両国はその統治の基本は呪性にあり呪術者が国の方向を決めていたと思われます。
苗族は昔、その呼び名を「南」と呼ばれ、葬礼に銅鼓を打って死者の魂を鎮めたと言います。銅鼓は日本の器具で例えれば、風鈴や銅鐸、鐘楼のようなものでしょう。太古、その銅鼓のことを「南」と言うので苗族のことを「南」と呼んで居たようです。
苗族と呉の共通性はその呪術性にあると思はれますが、一方「呉」の兄弟国、いや兄の国と言われる「越」はどうでしょう。「越」はその文字の意味からして、呪術者というより、矛を持って馬上で走る様と言うように、武人の要素が濃い。何らかの理由で北方の遊牧思想を受け継いだ種族が南の揚子江流域に移動して定着したのではないかと想像されます。北の黄河流域は明らかに畑作と狩猟の民族です。「越」はその血を受
け継いでいると考えるのが自然だとおもいます。
「越」は苗族を支配したかもしれませんが、同族ではないとおもいます。犬祖伝説、呪術性は「呉」が苗族の思想を受けつでいるようです。
そして、「隼人」も又、呉や苗の思想性を受け継いでいます。私は「呉」が安曇族の別称だと考えますから、江南から南北九州に渡来した安曇族はその呪術性から「呉」と隼人は容易に融合できたと考えます。
隼人は曽於族の末裔なので、縄文からの先住民族である曽於族は縄文の土偶や土器に見られる妖気溢れる呪性の継承がなされていて、呪術に対する受け入れは魂の底流で感じていたのかもしれません。
ともかくも、安曇族と隼人の融合はその思想性から容易であったでしょう。


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