上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012.09.13 古い手帳。
書籍の下から、古い手帳が出てきた。7・1・5とあるから、平成7年のものだろう。

その中に「力士とトンボ」と題するメモが書き付けてある。面白いので、記してみようと思う。

彼は若く期待をされた力士である。幕ノ内に昇ったのか、横綱に昇進したのかははっきりしない。しかし、彼は不安で一杯であったのは事実である。多分、昇進などしなかったのかもしれない。内心は、普通の青年のように、自由の振る舞いたいと願ったのだ。組織からも親方からの規制は厳しく、谷町からの期待も並外れていた。彼としてはもう、この世界から逃げ出したいと思っていたのである。
親方は参謀の一人に占い師を抱えている。その占い師は中国道教の心得があり、幻術をも心得ている。親方と占い師は、ある晴れた日に昇進力士を迎えようとしていた。広々とした境内にも似た場所だがはっきりしない。そこの鳥居の影からトンボが一匹、空中を舞った。すると、占い師は、「力士が逃げる」と叫んだのである。果たして、力士は失踪して、行方知れずに為ってしまった。

これは私の創作なのか、書籍やテレビ・映画の走り書きなのかはっきりしない。いくら思い出そうとしても記憶が定かではない。しかし、一つの印象は鮮明である。大変、面白い文章である。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://nigihayahi91.blog65.fc2.com/tb.php/496-4ebc12ec
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。