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2012.11.22 塩土老爺
私は「古事記」「日本書紀」を読み、古代史の究極の言葉に会う。

神武天皇が南九州から遷都するために、塩土老爺にその行き先を尋ねます。そこで、老爺が示唆した地(くに)は「東(ひんがし)に美(よ)き地(くに)あり、青山四周(よもをめぐ)らす」です。青山とは、緑為す山々です。雨が降り、樹木はそれを吸収して、落ち葉を敷き詰めた大地で浄化して、栄養分を含む水として、河口へ運びます。それは海へと流れ込み、栄養豊かな水を求めて魚が集まり豊かな漁場を形成します。
森は鹿、猪、野うさぎを育て、河の周辺は肥沃な平野を形作って、豊穣な土地、それが「美き地」なのです。

因みに、この示唆に富む呪術者・塩土老爺はをシオ・ツチ・のオジと読みます。「シオ」は<潮、海>を象徴し、「ツ」は古語では所有格の「の」の意味です。「チ」はあらゆる生命の起源の基です。「チ」は<霊・血>を意味しています。「乳」は<チチ>と命の源の意です。「オジ」は古老・知者賢者のことでしょう。

賢者は知識と経験を必要とします。古代においては、知識の因(もと)の収集は海人が交易によって各地の文化・風習・国情を行います。その頂点が海人の首長・塩土老爺だと思われます。

塩土老爺は現在で言え、各省庁の頂点・内閣総理大臣と言ったところでしょう。塩土老爺は各地の情報を精査し、判断して、神武天皇に伝えたと言う訳です。
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