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古代史を読んでいると、奇異な文章に出会う。

一つ残酷で奇怪な伝承を紹介しよう。

「彩の帛(あやのきぬ)」を贈った高裕の人は、美女・万の子の閨(ねや)にやって来て初夜を向える。女の閨からは「痛きかな」と言う叫びが三夜聞こえてきた。親は「いまだ効(なら)わずして痛きかな」と教えて放置すると女は初夜、鬼に食われてしまった。閨は血が流れ、小さな白い指と頭が残されていた。その上、「彩の帛」は獣骨となり、車はグミの木となって投げ出されていた」

私は解釈に困る。少し資料をあたり、真意を探りたいと思う。
ただ、この文章で、閨に小さな白い指と言う表現が妙に印象に残る。生死を乗り越えた妖幻さがあり、残酷を通り越して「能の幽玄」の世界さえ感じさせる。
それに比べると、「彩の帛」は獣骨や車は「グミの木」と言う表現は突飛で具体的過ぎる気がする。
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