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私は古代史に興味を持ったのが、60歳を過ぎて遅すぎたので、先ずは神武東征をきっちりと私なりに解明したいと思っているので、「古事記成立考」を全面的に調べるわけにも行かず、久米氏がらみの事項を掘り下げている。
著者の大和岩雄氏は現存する「古事記」・特に太安麻呂の序文は偽書であるとしていて、成立を九世紀だと首相している。ただ、久米氏に拘れば、「日本書紀」より古いことが証明出来る。
ニニギ命が日向の高千穂の襲から笠沙に行く行程で、天忍日命と天津大久米命が同等で先導している。しかし、「日本書紀」では久米氏は大伴氏の臣下だと記述している。この記述は明らかに政治的な思惑が見え、八世紀には大伴氏が優位にあり、久米氏の衰退が現れているに過ぎないことが明らかだからである。
その上では一概に古事記が「日本書紀」より新しいとはいえない。多分、大和氏の言う「原古事記」成る書物に記載されているのだろうが、現存する「古事記」は混交した書物だと言える。

ただ、大和氏の考察は資料豊富で説得力があり、興味は津々である。
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