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今、「古事記成立考」を読んでいるが、一説に「古事記」が女性の記述が多いとある。

梅沢伊勢三はこう記述している。
「古事記」の態度は、多情淫奔好色とみられる歌謡や物語りに対し、特に善悪の反省を加えることもなく、人間の自然的性情に何らか批判もせず、共感と同情を見せているが、「日本書紀」はそれに対し、様々な批判を加え、倫理的規制を加えようとしている。この対比は著しい。」

武田祐吉は、古事記が女性に味方しているのではないかと論述し、女性によって語られているような書き方である。

「古事記」は大歌所に所属している巫女の「天語り」や「神語り」がその主流を占めていると言い、稗田阿礼は天宇受売命の後裔・猿女君の末、稗田氏が暗誦しているというのは、それを稗田阿礼が象徴的にひょうげんしているのではないかとしているからである。

一考を要する記述である。

古事記と日本書紀の大きな分類

「古事記」~女性的、大和心(本居宣長)、自然的人間観、母系を重視する。
「日本書紀」~男性的、漢心(からこころ)、大陸的倫理観(儒教的)、父系を重視する。
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