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出雲の三大神は、熊野櫛御気野命と天の下所造らしし神・大穴持命そして国引き坐しし八束水臣津野命である。

櫛は奇しであり、単なる食料の神ではなく、穀霊神であろう。大穴持命はその名から言えばと「おおなもち」で「な」は土地の意であり地神であろう。最後の八束水臣津野命は水神であるが、八束は古来から縄文人を象徴する名称である。つまり、先住の水神である。

私は三神のうち、八束水臣津野命に深い興味を覚える。
国引きの神であるが、新羅の三崎や北門の佐伎の国(隠伎島か)、高志の都都の三崎を国引きしたように日本海・対馬海流を利用して出雲の傘下に引き入れている。

ご存知のように、フィリッピン沖で発祥した黒潮は東シナ海で黒潮分流と対馬海流に分かれる。出雲はこの南島から東北地方までの海域を丸木船で通行していたに違いない。私は、八束水臣津野命は出雲の海人族としてその影響を広範囲に及ぼしていたに違いないと思っている。
縄文晩期には、種子島の大薗遺跡は、青森の亀ヶ岡・大洞(おおぼら)式土器が出土しているのを知っている。当然、その運搬航路は対馬海流に違いなく、私達が想像する以上に古代海人族は舟を駆使して他国との交流をしている。出雲もまた南方のセグロウミヘビを祭祀に使用しているように海流に於ける知識は深かったであろうことは類推できる。
出雲風土記に見るように、八束水臣津野命は、朝鮮・隠伎・高志と日本海の海流を知っていなければ国引き出来ないであろう。出雲の海神として、陸の大穴持命と海の八束水臣津野命は双璧であったと思われる。
私はそれを統括していた霊神が「熊野櫛御気野命」ではなかったかと推測している。
だからこそ、この三神の威力のために各国の神々が集結したのであろう。
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