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私の研究目的は「天皇制の起源」でそのために「古事記」・神武東征を探求する過程でニニギ命の「天孫降臨」に行き着く。そこで谷川健一師の「滝川政次郎教授の甘飼猪部考」の南九州・隼人族渡来説(これは誤りで安曇系隼人族でしょう)に出会い、晋書や梁書の「和人太夫(官人)の太伯始祖説」を見るに付け、ニニギ命の呉からの渡来説を仮説として提案したいと思っていた。

その軌跡上に「倭族」がいて、倭族を追い求めると百越にたどり着き、「倭」が三苗族が百越の旧称なのを知った。
元々、苗族は黄河流域に先住していたが、移住してきた「夏族(黄帝)」に滅ばされて、山岳へと更に南の山岳地帯へと退く。一方、他の苗族は長江中流域・洞庭湖近辺に居住して三苗族を形成する。後に、それが「倭族」へ、又、百越へと繋がり「呉」や「越」を生む事となる。
BC300年・春秋時代に「呉」が滅び、朝鮮南部へ九州の北へ南へと渡来したと思われる。安曇氏の北南九州への渡来はその史実であったと思う。その記憶がニニギ神話を作ったと私は仮説している。

その検証の為の苗族民話集「洪水滔天」の点検なのである。
昔、苗族の地にアペ・コぺン(始祖)と言う豪傑がいて、雷を捕らえる。アペは雷を塩漬けにするため町に塩を買いに出かけて、息子と娘(バロン・ダロン)にくれぐれも、雷に火を与えないように忠告して行く。しかし狡猾な雷を消し炭を要求してその僅かな火種から火を熾して逃げてしまう。そして、雨を長期にわたって降らせ、洪水をして人間を全滅させたが、温情によって雷は「南瓜(瓜)」にバロン・ダロン(兄・妹)を乗せて助ける。しかし、この地には人間は全滅したので、兄妹しか存在せず、難問を解決するあかつきに、近親相姦によって兄妹は子孫を産むことになった。その氏族が「呉(後の呉八月と言う英雄)「竜氏」「石氏」などである。

ここに苗氏と「呉」の関係が現れ、その関係が明らかになった。私が考える「呉」の渡来説の一考になっていると自負する民話であると思う。
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