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三日前、神田川の桜並木で初蝉の音を聞いた。低く、遠くにまた近くでなくような音で儚げな音の声は時空を包含した不思議な音である。
芭蕉が読んだ「静かさや、岩に染み入る、蝉の声」と呼んだのは初蝉であったと言う。

粛々とした冷気に包まれた森林に不思議な音の初蝉の遠くに、又、近くに時空を波打った音が岩に染み入るような情景は幽玄そのものでしょう。私も好きな句の一つです。
最近は、ニイニイ蝉はその虚弱さから少なくなったと聞く。だから、その音を聞くと私は嬉しくなる。夏の到来と言うより、少年の頃の域をつめた蝉の捕獲を思い出して、何とも言えぬ心境になる。

私は当時、蝶の採集に凝っていて、その合間に蝉やクワガタムシも採取していた。蝶はタテハ蝶やヒョウモン蝶は樹木の樹汁によってきる。そこにはクワガタムシやカブトムシが寄ってくる。その樹には初蝉も止まっていた。時には、マムシがトグロを巻いていて驚く事もあった。そうした情景が廻って何となく不思議な気持ちになるのです。
ニイニイ蝉の音を聞くとそうした情景が一機に昔に帰って懐かしいというか不思議な気持ちになるのだ。
初蝉にはそうした不思議な感覚を呼び戻す霊気を感じる。
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